ブログやSNSなどで気軽にビジネスを始められるアフィリエイト。
今回は、そんなアフィリエイトの仕組みや、アフィリエイターという仕事について紹介したうえで、副業として「ブログアフィリエイト」がおすすめの理由を紹介します。
アフィリエイトとは「個人でできる広告業」
そもそもアフィリエイトとは一体どういうものなのでしょうか。
かんたんに言うと企業の商品を紹介することで広告料をもらうビジネスです。
アフィリエイトの場合、一般的な広告業とは違って「ASP」と呼ばれる案件紹介サイトに登録することで、企業の案件を個人がかんたんに紹介することができるので、参入障壁が低いのでとても手軽に始めることができます。
アフィリエイターとは、その仕組みを用いて成約・売上を立てている人たちのことです。
アフィリエイトの仕組み
アフィリエイトの仕組みをかんたんに図解するとこのような形になります。
図のとおり、ASPという会社が間に入り、そこを介して企業の広告を手伝うという構図になります。
広告を手伝うために、個人は「ブログ」や「SNS」などを使って案件を紹介、宣伝していくことになります。
アフィリエイト案件を探すASPの種類と特徴
アフィリエイトの商材を探すASPは様々な種類があるのですが、代表的なものに絞って紹介したいと思います。
結論から言うと、初心者におすすめのASPは「A8.net」です。
理由はかんたんで「最大手なので案件数が多い」「成約したときの単価も高い」ということはもちろん、最初ですが「初心者は商材探しよりもサイトづくりに時間をかけたほうがいい」ということがあります。
まずは種類を紹介します。
種類 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
A8.net | アフィリエイト最大手。案件数も多い。 | ★★★★★ |
バリューコマース | A8.netと並ぶアフィリエイト最大手。案件数も多い。 | ★★★★★ |
Amazonアソシエイト | Amazon商品をリンクだけでかんたんに紹介できるアフィリエイト。商品数は多く、紹介・成約がしやすいので成功体験は得やすいものの、成約売上がやや低いので売上は上がりづらい。 | ★★★★ |
楽天アフィリエイト | 楽天商品をリンクだけでかんたんに紹介できるアフィリエイト。ファッションジャンルなどに強いが、Amazonと同じで売上が上がりづらい。 | ★★★★ |
Link-A(リンクエー) | 中堅ASPの一つ。A8.netやバリューコマースよりもやや特化したASPなのでサイトが成長してきたら登録するのもありか。 | ★★★ |
アクセストレード | 中堅ASPの一つ。人材ジャンルに強みを持つ。 | ★★★ |
afb‐アフィb | 中堅ASPの一つ。コスメやファッションに強みを持つ。 | ★★★ |
インフォトップ | 情報商材系ASP。個人的にはあまりおすすめはしたくない。 | ★★ |
特徴にも書いているとおり、中堅ASPは特定のジャンルに特化していることがあったり、アフィリエイターのサポートが充実していたりするので、ある程度アフィリエイトに慣れてきた人や、サイトの方向性が決まってきた人が移行するのはとてもありだと思います。
ただし、最初はサイトを成長させたり、能力を上げたりすることが大事だと思うので、手を広げすぎず、A8.netに寄せたほうが結果として売上が伸びるのは早いのではないかと思います。
商材の種類と特徴とおすすめ度
次に、ASPで見つけることができる商材の種類とおすすめについて紹介したいと思います。
種類 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
モノ | 家具家電・消費財などのモノ全般をここにまとめました。ASPの中で案件がある場合は単価も高い一方、案件自体がないことも多いです。
最近ではふるさと納税などは人気が高いです。 |
★★★ |
サービス | 特定のサービスへの集客・登録などを担当するジャンルです。
アフィリエイターに人気なのは人材や証券ジャンルなどの高単価案件など。または動画配信サービスへの登録、資格スクールへの登録などさまざまな種類の「サービス」への宣伝案件が豊富です。 成約しやすい上に高単価なものが多いのでおすすめ度は高め。 |
★★★★★ |
情報 | 情報商材なども商材としては存在します。
ただし、個人的には不安ビジネスという印象が強いのであまりおすすめはしたくないですね。 |
★★ |
商材の選び方は個々人の好みや強み、どういうサイトをつくるのかによって大きく左右されます。
人気ジャンルや儲かるジャンルはそれだけ競合も多いので、あえて人気がない高単価案件を選んだり、人気はあるが自信があるジャンルを攻めるというのも戦略としては考えられると思います。
そろそろ具体的に始める方法を知りたいと思ったらこちらをどうぞ
アフィリエイターの種類とおすすめ度
次に、アフィリエイターの種類についてもざっくり紹介したいと思います。体系化はしていないので参考までということで。
種類 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
ブログアフィリエイター | ブログやWebサイトを運用することで商品を紹介して収益を上げるアフィリエイター。サイト運用や基礎的なマーケティング能力を身につけられるうえに、参考となる書籍やWebサイトも豊富なので一番おすすめ。 | ★★★★★ |
広告系アフィリエイター | LP(ランディングページ)とPPC広告(リスティング)などを用いて売上を立てるアフィリエイター。LPの制作に加えて、広告運用が必要になるので、初心者には難易度が高め。 | ★★ |
SNS系アフィリエイター | TwitterやInstagramなどを使ってアフィリエイトをするアフィリエイター。最近増加している一方で、SNS紹介がNGの案件も多いうえに、ブログアフィリエイトと比べて局所的なスキルなのでおすすめ度はやや低め。
ただし、マーケティングスキルは身につきやすいのでブログアフィリエイトと連動させるのが吉。 |
★★★ |
上記以外にも最近ではYoutubeを活用する人がいたり、あまり見たことはありませんが知り合いに直接営業したりすることも理論上は可能です。
副業忍者では、あくまでも「副業」という枠の中でやることを推奨していますので、そういう意味では「ブログアフィリエイト」をおすすめしています。
おすすめの理由は続く「メリット」の章を見てもらえればと思います。
副業でアフィリエイターをやるメリット
アフィリエイターを副業でやるメリットはたくさんあります。
・時間に縛られない
・自分が関心のあるテーマでできる
・個人でもおおきく稼げる
・ストック型
・サイト運営の経験が身につく
・マーケティングが身につく
上記のように「個人で自由にできる」「大きく稼げる可能性がある」「時間に縛られない」「マーケティングやサイト運営のスキルが身につく」という、副業に最適の職業といえます。
Webの技術やサイト運営というのは、SNS運営やYoutube運営など他のスキルにも転用がしやすいですし、企業でもリスキリングなどの波が来ている中で、サイト運営経験があるというだけで評価されやすくなる可能性は高いといえます。
副業でアフィリエイターをやるデメリット
一方でデメリットもあります。
・売上がでるまでに時間がかかる
・テーマが難しい
・試行回数が大事
・競合も多い
もっとも大きいデメリットは「売上が出るまでに時間がかかる」という点です。
副業で今すぐたくさんお金がほしい!という人にとってはアフィリエイトは気が遠くなる作業でしょう。ライターやデザイナー、エンジニアであれば受託案件を請けることで即お金がもらえますが、アフィリエイトはいわば自分でビジネスをはじめるようなことになるので、ユーザーがついてサイトを価値ある状態に育てるまでは収益が上がりません。
サイトをつくるためのテーマを考えたり、試行錯誤をしたりと苦労が耐えないデメリットもありますが、それを超えて収益が少しでも上がる状態になったときには、受託では得られなかったスキルや自由を手に入れることができます。
アフィリエイターに向いている人
次にアフィリエイトに向いている人の特徴を紹介します。
・お金が好き
・地道な作業が得意
・記事を書くのが好き
・サイトづくりなどのものづくりが好き
・マーケティング(ニーズ発見)が好き
・プロモーション(認知拡大)が好き
・営業が得意
アフィリエイトに向いている人の特徴は「地道にコツコツできる」「売ることが好き」という2軸に集約されると思います。
世間で元アフィリエイターとして有名な人の多くが、営業の実力者だったり、起業家としてマーケティング能力が高かったりする人が多いと思います。
それは、売れるまで執念を持ってサイトを成長させることができる、淡々と価値をつくることを信じてサイトを運営できる、あるいは方向転換を素早くしてニーズを捉えることができるという「マーケティング」×「コンテンツ制作」の胆力がある人が多いからだと思います。
ブログアフィリエイトのコツはシンプルに「ニーズがあることをやり続ける」ということなのですが、その地道な作業が大変なので、「稼ぎたい」という強い思いや「とにかく淡々とやろう」という冷静さが求められるといえます。
副業でアフィリエイトを始める方法
ここまで、アフィリエイターの仕事について概要を紹介してきましたが、最後に、アフィリエイターをはじめるために必要なことを紹介したいと思います。
必要なものは「サイト」「ASPの登録」「やる気」だけ
アフィリエイトをするために必要なものは以下の3つだけです。
・自分のサイト(サーバーとドメイン)
・ASPの登録
・やる気
自分のサイトをつくり、ASPに登録して商材を見つけて、紹介すればアフィリエイターの入り口に立っていると思います。
この記事を読んでいる時点でやる気は満ちていると思うので「サイトの作り方」「案件の探し方」については以下の記事を見ながらすすめてみてください。
以上でアフィリエイターとは、の記事を終わります。
質問やご意見などがあればお気軽にTwitterまでお寄せください。
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